国債利回りさらに上昇、個人向け国債や住宅ローン金利にも影響へ

昨日の国債市場で、10年国債利回りが一時2.49%まで上昇(終値2.439%)し、約29年ぶりの高水準となりました。これだけの水準になればニュースになるのも当然です。今後は、運用面では個人向け国債や企業の発行する社債の利率上昇といったプラス要因がある一方、借入面では住宅ローン金利の上昇などマイナスの影響も現れてくると考えられます。

個人向け国債は、4月募集分でも10年変動の初回利率が1.55%、5年固定が1.79%(いずれも税引前)と、徐々に魅力的な水準になってきています。国債市場がこの水準のままであれば、5月募集分ではさらに利率が上昇する可能性もあります。

足元の債券市場は、原油価格の上昇など、地政学リスクの高まりも一因となっています。今後も原油価格の動向には注意が必要ですが、年初から継続してお伝えしている通り、2026年は資産全体の中にインカム資産を取り入れていく重要性が高まる年と言えるでしょう。